通称「ちびトレ」のチラシを見てお問い合わせをいただく数が増え大変うれしく思っております。
今日は「ちびトレ」の位置づけと活動のキッカケになった経緯をお伝えしようと思います。
長文ですが、お子様の体にもつながる大切なお話ですのでお付き合いいただければと。
◆まず活動のキッカケから
昨年11月初旬、館長の息子が「股関節の根元が少しうずくように痛い」と言い始めました。
武蔵小杉のとあるスポーツクリニックさんで診てもらったところ、恥骨の剥離骨折のような症状(幸いにも軽症)と診断され、原因は「腰回りの筋肉の堅さ」とのこと。
堅くなった筋肉が収縮し結果的に骨を引っ張り過ぎて、一方で骨もまだ柔らかいのでその力に耐えられなくなり、剝離骨折のような症状に繋がっていたようです。
・2ヶ月間は稽古禁止(本人は号泣していました)
・その代わりケガをしにくい体になるトレーニングの勉強と思ってリハビリにきなさい
というトレーナーの先生の前向きで温かいお言葉をいただきました。
そこから週に1度通い、自宅でもできるメニューを教えてもらいました。
・ストレッチ → 筋肉をほぐす、股関節を柔らかくし可動域を広げる
・体幹トレーニング → スポーツ全般的に大切なボディバランスの向上
効果ですが、毎日欠かさず続け2か月ぶりに練習試合に復帰した時の本人の姿勢を見て驚きました。(画像参照)
蹲踞の姿勢ですが、ケガ前の8月は股関節が硬く猫背になっていますが、ケガ後の1月は背筋もピンと伸びています。
腰回りの筋肉が緩み股関節の可動域が広がることで、これだけの違いが生まれることがお判りいただけるかと思います。
怪我を通じて、どんなスポーツにも大切なことを学んだ気がしています。
◆次に「ちびトレ」の位置づけについて
目的は2つあります。
①前述のようなケガをしないためにもちびっ子向けのトレーニングをお伝えします
②4月より剣道の道場を立ち上げておりちびっ子剣士を募集しております
剣道は未経験者の親御さんからするとなかなかハードルが高く(実際はそんなこともないのですが笑)、まずは気楽に足を運んでいただきやすくしました。
もちろん、剣道をやってみようとちびっ子たちが思ってくれれば嬉しいですが、無理に強制する気もありません。子供がやりたいことをやらせるのが一番と考えます。
よって、「ちびトレ」は
・体験はMAX1ヶ月間(計8回まで)とします
・その間にご自宅でできるストレッチや体幹トレーニングをお伝えします
・剣道は「足さばき」がとても大切、すばしっこくなるラダートレーニングもやります
最終的に「川崎威徳館道場へ入会」されるも良し、「やはり今回は見送る」でも良し、
そこはお子様とゆっくりご相談いいただければ結構です。
トレーニングの様子は昨日のブログにも掲載しておりますので、宜しければ覗いてみてください。
元気なちびっ子たちにお会いできるのを楽しみにしております。
川崎威徳館道場
館長 角谷(すみや)
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