本日7月27日、毎夏恒例の「全国道場少年剣道大会」が日本武道館にて開催されました。
『日本武道館』
野球選手が甲子園を目指すように、少年剣士にとっては憧れの場所です。
自身が小学6年生~中学3年生まで出場しており、実に33年ぶり?に本大会を観戦してきました。
5歳で剣道を始めた際は稽古が嫌で嫌でたまらなく、どうやってサボるかしか考えていなかった私に、父親からある本を渡されました。
「全国優勝!かたうでの少年剣士」
熊本県の阿蘇で生まれた少年が、事故で左手の手首から先を切断することになり、落ち込んでいるときに両親から勧められた剣道を始めてなんと「全国大会で個人優勝した」という「実話」です。
その本を読んで衝撃を受けまして、「自分もいつか日本武道館の全国大会に出たい」と心に決めたのが小学3年生の時でした。
そこからは稽古がまったく辛くなくなり、お陰様で6年生の時に京都での予選を勝ちぬいて出場することができました。(出身の京都からは当時12チーム出場できました)
36年前の夏、生まれて初めて日本武道館に足を踏み入れた時の、あの「感動」「華やかさ」「熱気」は今でも鮮明に覚えております。
今日の大会で小学生たちが一生懸命に試合をし、勝って喜び、負けて悔し涙を流し、保護者の方も一緒になって盛り上がっている様子をみて、何年かかるかわかりませんが「いつか威徳館の子たちもこの場に立たせてやりたい」と強く感じた次第です。(神奈川県からは22チーム出場できます)
・一生懸命に頑張ればいいことがある
・仲間とあの場所で試合ができる思い出作り
そんな素敵な価値を届けてあげられるような道場にしていきたいと思います。
【やっぱり日本武道館は素晴らしい!】
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